世界同時株安の原因は中国株の下落なのか
今週は日本だけでなく、中国・韓国をはじめとするアジア株式市場、欧州、米国、トルコと大幅な下落相場となっています。
まさに世界同時株安ですが、この原因はなんなのでしょうか。一般的には、中国株の下落といわれていますが、私はそれはほんの一部でしか過ぎないと考えてます。
事実、8月19日には上海総合指数は3500を背に大きく切り返していますが、日経平均、欧州株、米国株は売られることとなりました。
たしかに、日経平均の年初来高値更新まであと6円と迫りながら(TOPIXは年初来高値を更新)下落してしまったのは、人民元の切り下げがあったからでしょう。
これは本来は金融緩和で株高要因。
ところが、市場はこれを中国経済の一段の減速懸念と認識、そしてアジア諸国の通貨安と株安に繋がってしまいショック安となってしまいました。
それに加え、トルコの政情不安とイスラム国との戦闘という地政学的リスクに加え、韓国と北朝鮮の国境問題が深刻化し、にわかに「戦争」というマーケットが最も嫌がる2文字がちらついたこと。これは現在進行中で、週末の大きなリスクとなりそうです。
まさに世界同時株安ですが、この原因はなんなのでしょうか。一般的には、中国株の下落といわれていますが、私はそれはほんの一部でしか過ぎないと考えてます。
事実、8月19日には上海総合指数は3500を背に大きく切り返していますが、日経平均、欧州株、米国株は売られることとなりました。
たしかに、日経平均の年初来高値更新まであと6円と迫りながら(TOPIXは年初来高値を更新)下落してしまったのは、人民元の切り下げがあったからでしょう。
これは本来は金融緩和で株高要因。
ところが、市場はこれを中国経済の一段の減速懸念と認識、そしてアジア諸国の通貨安と株安に繋がってしまいショック安となってしまいました。
それに加え、トルコの政情不安とイスラム国との戦闘という地政学的リスクに加え、韓国と北朝鮮の国境問題が深刻化し、にわかに「戦争」というマーケットが最も嫌がる2文字がちらついたこと。これは現在進行中で、週末の大きなリスクとなりそうです。