東邦金属がS高、熊大と共同でマグネシウム合金ワイヤーの細線化で世界記録を大きく更新
東邦金属<5781.T>がストップ高。熊本大学が20日、同社と共同で、世界で最も細い耐熱マグネシウム合金の極細ワイヤーの開発に成功したと発表しており、これを好感した買いにより全般相場悪の中にあっても買いが集中して入っている。
今回開発したワイヤーは線径0.05ミリメートルで、日本人の平均的な頭髪の半分近い細さ。これまでマグネシウム合金のワイヤーは線径0.1ミリメートルが限界とされていたが、一気にこれの半分ほどの細線化に成功したことになる。合金は、熊大が開発した世界最強の機械的強度と耐熱性、難燃性を併せ持つマグネシウム合金で、これまでワイヤーに加工するのは困難だったが、東邦金との共同研究によって実現したという。生体親和性や生体吸収性が高いことから、精密溶接や3Dプリンター用の原料、生体吸収性ステントなどの循環器用医療機器、生体吸収性の縫合糸や血管結合具などの外科・インプラント用医療機器、さらに燃料電池の電極材料などへの応用が期待されている。
東邦金属の株価は13時29分現在175円(△50円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
今回開発したワイヤーは線径0.05ミリメートルで、日本人の平均的な頭髪の半分近い細さ。これまでマグネシウム合金のワイヤーは線径0.1ミリメートルが限界とされていたが、一気にこれの半分ほどの細線化に成功したことになる。合金は、熊大が開発した世界最強の機械的強度と耐熱性、難燃性を併せ持つマグネシウム合金で、これまでワイヤーに加工するのは困難だったが、東邦金との共同研究によって実現したという。生体親和性や生体吸収性が高いことから、精密溶接や3Dプリンター用の原料、生体吸収性ステントなどの循環器用医療機器、生体吸収性の縫合糸や血管結合具などの外科・インプラント用医療機器、さらに燃料電池の電極材料などへの応用が期待されている。
東邦金属の株価は13時29分現在175円(△50円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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