東映が続伸し年初来高値、三菱UFJMS証が目標株価引き上げ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/08/18 09:23
 東映<9605.T>が続伸。株価は一時、前日に比べ28円高の993円まで上昇し年初来新高値に買われた。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は17日、同社株のレーティングの「オーバーウエート」を継続するとともに、目標株価を1100円から1320円に引き上げた。
 同証券では、「映画業界の事業環境はさらに好転する」と指摘。具体的には、映画大手の同社にとっては「大型作品上映や映画館鑑賞の再評価により映画市場が活性化する」「9月2日から動画配信世界最大手・ネットフリックスが日本市場でサービスを開始し、ネットフリックスによる既存コンテンツ確保および新規コンテンツ制作需要が増大」することがメリットになると指摘。
 16年3月期は「ドラゴンボールZ 復活の『F』」のヒットや「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」などの上映も寄与し、連結営業利益は前期比14.9%増の127億円と会社予想(112億円)からの増額修正を予想している。

東映の株価は9時14分現在992円(△27円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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