海外事業好調で業績拡大、EC市場の開拓に期待
企画から製造、小売りまでを一貫して行うアパレル大手企業。(売上高ベースで)世界第4位。
ユニクロを主軸にジーユー、セオリーなどを展開し全世界で2753店舗を運営します(2014年8月時点)。近年ではユニクロの海外事業展開を拡大しており、中国台湾韓国その他アジア地域で出店を強化しているほか、米国、欧州にも進出し、世界中の主要都市に旗艦店を出店していく方針。海外衣料品事業は開拓余地が大きく残されているので今後の事業拡大にも期待できます。
同社はこのほど、セブン&アイ・ホールディングス(3382)と業務提携を行うことを発表。オムニチャネル(実店舗やオンラインストアをはじめとする あらゆる販売チャネルや流通チャネルの統合、構築)で、拡大するEC市場に布石を打つことになりそうです。
2015年8月期第1-3四半期の業績は、売上収益が23.9%増の1兆3481億1400万円、営業利益が35.5%増の1892億7400万円、税引き前四半期利益が47.1%増の2102億8200万円、四半期利益が51.5%増の1323億6400万円と増収増益で着地しました。営業利益の増益幅に比べ、税引き前四半期利益、四半期利益の増益幅が大きくなったのは5月期末の為替レートが期首ょりも円安となった事で換算差額が増え金融損益を210億円計上した事によります。
全てのセグメントで増収増益を達成しており、特に海外ユニクロ事業では大幅な増収増益となりました。
国内ユニクロ事業はコア商品の販売が好調で売上収益は12.0%増の6381億円、営業利益は21.6%増の1137億円となりました。5月期末の国内ユニクロの直営店舗数はスクラップ&ビルドを進めた結果、814店舗(フランチャイズ店30店舗除く)となりました。
海外ユニクロ事業は売上高47.0%増の4818億円、営業利益55.0%増の519億円となりました。特にグレーターチャイナ(中国、香港、台湾)及び韓国で計画を大幅に上回る業績となりました。海外ユニクロ事業全体の5月末の店舗数は、前年同期末比169店舗増の767店舗になりました。
グローバルブランド事業はジーユー事業が牽引し、売上収益19.6%増の22億5900億円、営業利益は37.8%増の197億円となりました。
国内ユニクロ事業の堅調な推移に加え、海外事業の拡大で今後の業績の押し上げが期待されます。
2015年8月期通期予想は、売上収益は19.3%増の1兆6500億円、営業利益は53.4%増の2000億円、税引き前利益は56.1%増の2115億円、当期利益は63.9%増の1300億円となっています。また配当性向40%程度を目途として年間配当金は350円とする方針。
また、2015年8月期末時点の店舗数は、国内ユニクロ事業で840店舗(フランチャイズ店含む)(前期末比12店舗減)、海外ユニクロ事業で801店舗、(同168店舗増)、グローバルブランド事業で1,341店舗(同73店舗増)、合計2,982店舗、(同229店舗増)を計画しています。
ユニクロを主軸にジーユー、セオリーなどを展開し全世界で2753店舗を運営します(2014年8月時点)。近年ではユニクロの海外事業展開を拡大しており、中国台湾韓国その他アジア地域で出店を強化しているほか、米国、欧州にも進出し、世界中の主要都市に旗艦店を出店していく方針。海外衣料品事業は開拓余地が大きく残されているので今後の事業拡大にも期待できます。
同社はこのほど、セブン&アイ・ホールディングス(3382)と業務提携を行うことを発表。オムニチャネル(実店舗やオンラインストアをはじめとする あらゆる販売チャネルや流通チャネルの統合、構築)で、拡大するEC市場に布石を打つことになりそうです。
2015年8月期第1-3四半期の業績は、売上収益が23.9%増の1兆3481億1400万円、営業利益が35.5%増の1892億7400万円、税引き前四半期利益が47.1%増の2102億8200万円、四半期利益が51.5%増の1323億6400万円と増収増益で着地しました。営業利益の増益幅に比べ、税引き前四半期利益、四半期利益の増益幅が大きくなったのは5月期末の為替レートが期首ょりも円安となった事で換算差額が増え金融損益を210億円計上した事によります。
全てのセグメントで増収増益を達成しており、特に海外ユニクロ事業では大幅な増収増益となりました。
国内ユニクロ事業はコア商品の販売が好調で売上収益は12.0%増の6381億円、営業利益は21.6%増の1137億円となりました。5月期末の国内ユニクロの直営店舗数はスクラップ&ビルドを進めた結果、814店舗(フランチャイズ店30店舗除く)となりました。
海外ユニクロ事業は売上高47.0%増の4818億円、営業利益55.0%増の519億円となりました。特にグレーターチャイナ(中国、香港、台湾)及び韓国で計画を大幅に上回る業績となりました。海外ユニクロ事業全体の5月末の店舗数は、前年同期末比169店舗増の767店舗になりました。
グローバルブランド事業はジーユー事業が牽引し、売上収益19.6%増の22億5900億円、営業利益は37.8%増の197億円となりました。
国内ユニクロ事業の堅調な推移に加え、海外事業の拡大で今後の業績の押し上げが期待されます。
2015年8月期通期予想は、売上収益は19.3%増の1兆6500億円、営業利益は53.4%増の2000億円、税引き前利益は56.1%増の2115億円、当期利益は63.9%増の1300億円となっています。また配当性向40%程度を目途として年間配当金は350円とする方針。
また、2015年8月期末時点の店舗数は、国内ユニクロ事業で840店舗(フランチャイズ店含む)(前期末比12店舗減)、海外ユニクロ事業で801店舗、(同168店舗増)、グローバルブランド事業で1,341店舗(同73店舗増)、合計2,982店舗、(同229店舗増)を計画しています。