郵船、飯野海など上値指向、バルチック指数が約８カ月ぶりの水準に回復

　日本郵船<9101.T>、川崎汽船<9107.T>がしっかり、先駆して急騰した明治海運<9115.T>は一服となったが、飯野海運<9119.T>は続伸と上値指向を鮮明としている。ここ鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを表すバルチック海運指数の戻りが加速、前日時点で２０ポイント高の１１５１と続伸し、昨年１１月２８日以来、約８カ月ぶりの水準まで回復している。海運セクターでは明治海は個別に短期資金の攻勢で人気化したが、他の銘柄は相対的な出遅れ感があることも買いを誘う背景にある。

郵船の株価は１４時２７分現在３４６円（△２円）
飯野海の株価は１４時２７分現在６３５円（△１２円）



出所：株経通信（株式会社みんかぶ）