明治海がストップ高カイ気配、PER割安で2年前の大相場越え

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/07/31 13:55
 明治海運<9115.T>が大幅高となり、ストップ高に買われ600円を回復。2013年3月の高値水準に並んだ。当時も継続的な投機資金流入が観測される中、13週移動平均線を下支えとした300円台のもみ合いを経てわずか1カ月で倍化した。今回、同じく13週移動平均線を絡めた400円台でのもみ合いを起点としており、「発射台が高くなっている分だけ上値余地は大きい」(市場関係者)という指摘も。
 PERが割安な点も強みだ。同社の13年3月期の1株利益は16.4円だったが、16年3月期は予想ベースで69.5円と当時の4倍以上。
 また今回、海運株のなかで同社株が集中的に買われる背景には、ホテル事業に積極展開していることで、インバウンド効果に伴い大都市圏のホテル需給がひっ迫していることが挙げられる。同社がきょう午後1時に発表した15年4~6月期の営業利益は前年同期比31.3%増の10億4500万円と好調、通期予想に対する進捗率も29%に達しており、足もとの業績好調を確認して買いの勢いが一段と増した。

明治海の株価は13時49分現在616円(△100円)カイ気配


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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