スカパーJが安値、第1四半期16.5%営業減益を嫌気

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/07/30 10:38
 スカパーJSATホールディングス<9412.T>が反落、一時前日比37円安の599円まで売られ年初来安値を更新した。同社は29日の取引終了後、16年3月期の第1四半期(4~6月)連結決算を発表。営業収益411億2200万円(前年同期比2.6%減)、営業利益58億5500万円(同16.5%減)、純利益は37億8800万円(同42.5%減)だった。「スカパー!」の累計加入件数増で、業務手数料収入が増加したが、前年5月のMPEG-2方式の標準画質サービス終了による関連収入の剥落、「スカパー!プレミアムサービス」のハイビジョンサービス累計加入件数減少による視聴料収入減少などの影響がでている。また、投資有価証券売却益の減少、グループ内組織再編により子会社の繰越欠損金が回収可能となった前期と比較して法人税などが増加したため、純利益では大幅な減益となっている。
 通期業績は営業収益1680億円(前期比2.9%増)、営業利益230億円(同17.2%増)、純利益145億円(同7.3%増)を見込んでいる。

スカパーJの株価は10時34分現在624円(▼12円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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