東和薬品が続伸、ジェネリックの生産能力増強を前倒しと報じられる

　東和薬品<4553.T>が続伸。きょう付の化学工業日報で、ジェネリック医薬品（後発薬）の生産能力増強を前倒しで進めるとされ、「すでに進めている工場の拡張作業を前倒しで進める」と報じられたことが好感されている。同社では、中期経営計画１８年度に錠剤の生産能力を１５年度の年７５億錠から、１２５億錠に引き上げる計画としているが、記事によると、「４０億～５０億錠分の上乗せを視野に追加の設備投資や生産効率化策を探る」としている。政府は６月に決定した経済財政運営の基本方針（骨太の方針）で、後発薬の普及目標を引き上げており、これを受けて生産能力の増強を急ぐようだ。

東和薬品の株価は１２時５３分現在８７３０円（△１８０円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）