ドル円124円台回復へ・・・・
昨日は日銀の決定会合とイェレン米FRB議長の議会証言があり、日銀が政策の現状維持、即ち、異次元緩和の継続を決め、一方で、イェレン議長が利上げに前向きな発言を繰り返し、結果的にドル円を押し上げる材料にはなりました。
一方、今日は、ECBの金融政策理事会が予定されている訳ですが、それに先立ち、EU等の債権者側が支援の条件として突き付けた、ギリシャの新改革案の法制化がギリシャ議会で可決成立しました。これで、ECBがギリシャの銀行向けELA(緊急流動性支援)増枠を話し合える前提が整い、ユーロを売る動きも強まっています。
ECB理事会がELA増枠を決め、ドラギ総裁が記者会見で、QEをしっかりと継続する旨を表明する事となれば、ユーロドルはもう一段の下落となるものと思われます。又、今日も、イェレン議長の議会証言が米議会上院で繰り返されますから、此方がドルの下支えとなれば、ユーロドルの売りが一段と強まる可能性もあります。
本日、米国では、失業保険申請件数やフィラデルフィア連銀景況指数等の発表が予定されており、これ等が良い数字となれば、ドル高基調を強める事につながるものと思われます。ドルが全般的に強い地合いを見せれば、ドル円も、昨日以来、何となく重さが意識されている124円の大台を回復出来るものと思われます。
一方、今日は、ECBの金融政策理事会が予定されている訳ですが、それに先立ち、EU等の債権者側が支援の条件として突き付けた、ギリシャの新改革案の法制化がギリシャ議会で可決成立しました。これで、ECBがギリシャの銀行向けELA(緊急流動性支援)増枠を話し合える前提が整い、ユーロを売る動きも強まっています。
ECB理事会がELA増枠を決め、ドラギ総裁が記者会見で、QEをしっかりと継続する旨を表明する事となれば、ユーロドルはもう一段の下落となるものと思われます。又、今日も、イェレン議長の議会証言が米議会上院で繰り返されますから、此方がドルの下支えとなれば、ユーロドルの売りが一段と強まる可能性もあります。
本日、米国では、失業保険申請件数やフィラデルフィア連銀景況指数等の発表が予定されており、これ等が良い数字となれば、ドル高基調を強める事につながるものと思われます。ドルが全般的に強い地合いを見せれば、ドル円も、昨日以来、何となく重さが意識されている124円の大台を回復出来るものと思われます。