ドル円、押し目買い狙いで・・・・・

米小売売上高に期待・・・・・

昨日はギリシャ支援問題合意と云う大きなニュースが飛び出し、リスク選好の流れとなってドル円が上昇。123円台を回復しました。そして、今日の東京時間もその流れを受け継いで、一時、123.70円台まで上値を伸ばしました。

しかし、上海総合指数が4日ぶりに反落した事や、ギリシャ情勢では、自国議会で債権者側条件を法案化しなければならない等、難航する可能性も残っている事から、現在はやや慎重な地合いとなり、123円台前半まで押し戻されています。

今夜は米小売売上高の発表が予定されていますが、市場予想は全体が+0.3%、自動車を除いた数字が+0.5%となっています。既に自動車販売台数は発表されている為、自動車以外の数字が伸びていなければ、強い数字になる可能性は高くありません。

唯、この数字が強めに出れば、明日のイエレン議長の議会証言での利上げ示唆に期待が高まりますので、もう一度、ドル円が高値をトライする可能性は出て来ます。その意味では、今日は押し目買いをねらう戦術が有効だと思われます。