トーヨーアサノが後場マイナスに転じる、第１四半期最終赤字転落を嫌気

　トーヨーアサノ<5271.T>が後場マイナスに転じ、年初来安値を更新している。午後１時に発表した第１四半期（３～５月）連結決算で、売上高３２億５９００万円（前年同期比６．２％増）、営業利益２６００万円（同８６．９％減）、最終損益１０００万円の赤字（前年同期７８００万円の黒字）となり、最終損益が赤字に転落したことが嫌気されている。コンクリートパイルの受注競争激化で販売単価が下落したことが響いたとしている。
　なお、１６年２月期通期業績予想は、売上高１４０億円（前期比０．６％増）、営業利益４億８０００万円（同２７．６％減）、最終利益２億１０００万円（同１５．０％減）の従来予想を据え置いている。

トーヨーアサノの株価は１３時１５分現在２２０円（△６円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）