<動意株・6日>(大引け)=グリーンランド、大塚家具、大黒天物産など
グリーンランドリゾート<9656.T>=ストップ高。ドイツで開かれたユネスコの世界遺産委員会で、「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録が決定したことを受けて、官営八幡製鉄所や三池炭鉱などを有する九州地区の観光客増が期待されており、九州で遊園地やホテル、ゴルフ場などを運営する同社にも恩恵が期待されている。特に、同社の本社があり、遊園地やゴルフ場などがある熊本県荒尾市には、三池炭鉱万田坑があり、世界遺産登録に伴う観光客増が見込まれている。
大塚家具<8186.T>=4日続伸。引き続き2日に発表した新ブランドビジョンで打ち出された、全店舗を対象としたリニューアルプロジェクトや、中古家具事業への進出などの新事業展開への関心が高いことに加えて、6日提出の大量保有報告書で大和証券投資信託委託が発行済み株式数の5.26%を取得したことが判明したことも思惑材料視されている。なお、大和投信では「証券投資信託の財産として保有」としている。
大黒天物産<2791.T>=逆行高。岡山発祥のディスカウントスーパーで、24時間店舗の展開やPB商品の開発で持続的な成長軌道を確保、06年5月期以降、増収最終増益基調を続けている。全般は外国人投資家の売買ウエートの高い主力株中心に売り圧力が強まっているが、内需の好業績小型株には相対的に強さを発揮するものも多い。同社は15年5月期の営業利益を前の期比3.9%増の52億1000万円と予想しているが上振れの公算が大きい。また、16年5月期もPB商品の内製化比率を高め、低価格品中心のラインアップで客数増加を図り成長路線を継続する見通し。
サクサホールディングス<6675.T>=連日の大幅高で、3月30日につけた年初来高値289円を更新。引き続き3日の日本経済新聞夕刊で、「2020年までに、全国の主要空港に機械で顔を識別して本人確認するシステムを導入し、日本人の出入国審査を原則として無人化する方針だ」と報じられたことを好材料視。同社は昨年8月から9月にかけて羽田・成田両空港で行われた実証実験に参加しており、顔認証関連の代表的銘柄。昨年秋にはこれを材料に急騰した経緯があることから、今回も軟地合いのなか、値動きの軽さを期待した買いが入っているようだ。
エイジア<2352.T>=一時ストップ高。3日の取引終了後、フュージョンパートナー<4845.T>がエイジア株を議決権ベースで30.43%取得し筆頭株主になったと発表しており、これを思惑材料視する買いが入っている。3日提出分の大量保有報告書(変更報告書)によると、フュージョンの保有目的は「業務提携に向けた検討のため」としている一方、エイジアでは「今後の見通しについて特に記載する事項はない」としており、今後の動きが注視されている。
協和コンサルタンツ<9647.T>=一時ストップ高。前週末3日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(12~5月)連結業績について、売上高を従来予想の31億5000万円から30億7000万円(前年同期比5.6%増)へ下方修正した一方、営業利益を同7000万円から1億円(同42.9%減)へ上方修正したことが好感されている。一般管理費の支出がグループ各社のコスト削減などで圧縮されたことが要因。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
大塚家具<8186.T>=4日続伸。引き続き2日に発表した新ブランドビジョンで打ち出された、全店舗を対象としたリニューアルプロジェクトや、中古家具事業への進出などの新事業展開への関心が高いことに加えて、6日提出の大量保有報告書で大和証券投資信託委託が発行済み株式数の5.26%を取得したことが判明したことも思惑材料視されている。なお、大和投信では「証券投資信託の財産として保有」としている。
大黒天物産<2791.T>=逆行高。岡山発祥のディスカウントスーパーで、24時間店舗の展開やPB商品の開発で持続的な成長軌道を確保、06年5月期以降、増収最終増益基調を続けている。全般は外国人投資家の売買ウエートの高い主力株中心に売り圧力が強まっているが、内需の好業績小型株には相対的に強さを発揮するものも多い。同社は15年5月期の営業利益を前の期比3.9%増の52億1000万円と予想しているが上振れの公算が大きい。また、16年5月期もPB商品の内製化比率を高め、低価格品中心のラインアップで客数増加を図り成長路線を継続する見通し。
サクサホールディングス<6675.T>=連日の大幅高で、3月30日につけた年初来高値289円を更新。引き続き3日の日本経済新聞夕刊で、「2020年までに、全国の主要空港に機械で顔を識別して本人確認するシステムを導入し、日本人の出入国審査を原則として無人化する方針だ」と報じられたことを好材料視。同社は昨年8月から9月にかけて羽田・成田両空港で行われた実証実験に参加しており、顔認証関連の代表的銘柄。昨年秋にはこれを材料に急騰した経緯があることから、今回も軟地合いのなか、値動きの軽さを期待した買いが入っているようだ。
エイジア<2352.T>=一時ストップ高。3日の取引終了後、フュージョンパートナー<4845.T>がエイジア株を議決権ベースで30.43%取得し筆頭株主になったと発表しており、これを思惑材料視する買いが入っている。3日提出分の大量保有報告書(変更報告書)によると、フュージョンの保有目的は「業務提携に向けた検討のため」としている一方、エイジアでは「今後の見通しについて特に記載する事項はない」としており、今後の動きが注視されている。
協和コンサルタンツ<9647.T>=一時ストップ高。前週末3日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(12~5月)連結業績について、売上高を従来予想の31億5000万円から30億7000万円(前年同期比5.6%増)へ下方修正した一方、営業利益を同7000万円から1億円(同42.9%減)へ上方修正したことが好感されている。一般管理費の支出がグループ各社のコスト削減などで圧縮されたことが要因。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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