明治海が急動意、荒い値動きもホテル事業展開で思惑

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/06/09 13:53
 明治海運<9115.T>が荒い値動き。一時前日比33円高の443円まで急伸したあと、値を消し前日終値近辺でのもみ合いに。同社は昨年セコム<9735.T>の100%子会社であるザ・ウィンザー・ホテルズインターナショナルが運営する洞爺湖のホテル事業を買収し、ホテル事業への一段の踏み込みで業容を拡大している。ホテル事業は最近のインバウンド消費の拡大が追い風となっている。
 材料株素地に富んでおり、きょうは全般主力株の利食い急ぎが観測されるなかで短期資金のターゲットとなった。資金の逃げ足も早いようだが、上ヒゲをつけやすい分、シコリ玉も残さない特徴があり、PER6倍前後と株価指標面で割安感が強いことが強みだ。足もと出来高が急増しているほか、下値では買いが厚く、今後の動きが注目されている。

明治海の株価は13時48分現在410円(△▼0円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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