明日の東京株式市場見通し
9日の東京株式市場は、きょう前週末に比べて外国為替市場で円安・ドル高が大幅に進行したにもかかわらず、輸出関連の主力銘柄の動きが鈍かったことへの警戒感が尾を引いて、日経平均株価は続落が予想される。欧米株式市場が下落基調となるなかで、日本株に対する外国人投資家の参加姿勢低下に対して懸念が広がっている。
8日の東京株式市場は、米雇用統計の内容が予想を大幅に上回ったことで、米利上げ観測が強まり1ドル=125円台に下落した円安・ドル高を好感し、プラス圏でスタートした。ただ買い一巡後は、欧米金利上昇への警戒を背景に利益確定売りも出て、方向感に乏しい推移となり、日経平均株価終値は、前週末比3円71銭安の2万457円19銭と小幅ながら続落した。
市場関係者からは「1ドル=125円台半ばへと、13年ぶりの円安水準となっているにもかかわらず、トヨタ自動車<7203>に象徴される主力輸出銘柄の値動きが冴えず、軒並み値を下げた。NYダウ平均株価など海外株式市場が調整色を鮮明にしているなかで、日経平均株価の上値は重さを増している」との見方が出ていた。
8日の東京株式市場は、米雇用統計の内容が予想を大幅に上回ったことで、米利上げ観測が強まり1ドル=125円台に下落した円安・ドル高を好感し、プラス圏でスタートした。ただ買い一巡後は、欧米金利上昇への警戒を背景に利益確定売りも出て、方向感に乏しい推移となり、日経平均株価終値は、前週末比3円71銭安の2万457円19銭と小幅ながら続落した。
市場関係者からは「1ドル=125円台半ばへと、13年ぶりの円安水準となっているにもかかわらず、トヨタ自動車<7203>に象徴される主力輸出銘柄の値動きが冴えず、軒並み値を下げた。NYダウ平均株価など海外株式市場が調整色を鮮明にしているなかで、日経平均株価の上値は重さを増している」との見方が出ていた。