洋インキＨＤが４日続落、ＳＭＢＣ日興が投資判断を「２」に引き下げ

　東洋インキＳＣホールディングス<4634.T>が４日続落。全般相場の軟化に加えて、この日は、ＳＭＢＣ日興証券が投資判断を「１」から「２」とし、目標株価を６６０円から５７０円へ引き下げたことが観測されている。業績予想を見直し、１６年３月期の営業利益予想を２２０億円から１８５億円へ、１７年３月期を同２４５億円から２０５億円へ下方修正したことが要因としている。液晶パネルの生産堅調や原料安という外部環境好転の追い風を取り込み切れていないうえに、市場浸透が期待される電磁波シールドフィルムに代表される高機能製品の販売に盛り上がりを欠くことが下方修正の要因という。

洋インキＨＤの株価は１１時１７分現在５５０円（▼１２円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）