■大日本コンサルタント(9797)東2=天災は忘れた頃にやってくる=(元カリスマ証券レディ=雨宮京子)

著者:雨宮京子
投稿:2015/06/01 07:40

大日本コンサルタント(9797)東2=天災は忘れた頃にやってくる=(元カリスマ証券レディ=雨宮京子)

大日本コンサルタント(9797)=東2 6月4日に510円の年初来高値を更新しています。

■高く寄る可能性もあります。一週間のなかでも安く拾える時がありますので、小まめに指し値を・・・一番高く売れるのは気持ちの良いものですが、高く買えてしまうことほどつまらないことはありませんので。

■鹿児島県屋久島の口永良部島の爆発的な噴火で避難生活を余儀なくされている方に心よりお見舞い申し上げます。また、小笠原諸島西方沖を震源とするM8・5の震度5強の地震でも、けがをされた方など心よりお見舞い申し上げます。同時に3.11を思い出された方も多いと思います。日本は火山国「天災は忘れた頃にやってくる」格言通りです。

■今週は関連銘柄で、大日本コンサルタント(9797)をあげてみます。構造保全事業、防災事業などのメインで、橋りょうなどの構造物、河川、砂防、地盤、空中探査、トンネル、港湾などの保全や防災に努めている点が、火山活動活発化や地震を受けて、にわかに関心を集めています。
 「天災は忘れた頃にやってくる」と言われていますが、株式市場でも同じで、日本国内ではなくても、大きな災害が起きた時にこそ、市場では地震、津波などの防災に関連する銘柄が活躍するのであります。今回は、とくに口永良部島の爆発的な噴火動なども、同社の構造調査ビジネスに対するニーズが高まるとの連想が働いた格好です。

■2月に今6月期通期見通しについて下方修正しましたが、それは仕事がないからではなく、逆に人手不足が大きな要因です。足元の業績が悪化しているのにもかかわらず、その後もチャートは崩れていなことが示しています。
(元カリスマ証券レディ=雨宮京子)

*文言追加=11時16分

 
雨宮京子
経済ジャーナリスト
配信元: 達人の予想

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