【買い】日本航空電子工業(6807):世界的なスマホ・自動車需要が追い風。業績好調=戸松信博

著者:戸松信博
投稿:2015/05/31 12:26

世界的なスマホ・自動車需要が追い風。業績好調

同社はコネクタを中心に、インターフェース・ソリューション機器や航空・宇宙用の電子機器及び電子部品の製造・販売並びにこれらに関連する機器及び部品等の仕入販売を行っています。

2015年3月期の業績は、売上高が19.6%増の1911億5500万円、営業利益が56.6%増の258億5100万円、経常利益が49.8%増の231億5400万円、当期純利益が48.4%増の157億6400万円、配当が7円増の25円と増収増益増配となりました。2016年通期予想は、売上高が6.2%増の2030億円、営業利益が4.4%増の270億円、経常利益が3.7%増の240億円、当期純利益が7.8%増の170億円、配当が5円増配の30円とする方針です。

主力のコネクタ事業は、売上構成比の約90%を占めています。ノートパソコンや携帯電話端末などの情報通信機器、薄型テレビ、カーナビやエアバッグなどのカーエレクトロニクス機器、工作機械等産業機器製品などで使用される各種コネクタの製造・販売を行っています。スマートフォン・タブレット端末や自動車電子機器などの成長機器の需要は引き続き堅調に推移し、多岐方面からのコネクタ需要が見込まれます。世界的にこのような傾向にあるので、海外売上比率約70%の同社にとっての追い風になります。

また、ドローン(無人飛行機)利用範囲が拡大していますが、同社の加速度センサーはドローン関連銘柄としても注目されています。
戸松信博
グローバルリンクアドバイザーズ(株)代表取締役
配信元: 達人の予想

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