マーケットコンディション
昨日のドル円は、123.62円で始まると東京時間午前には、前日の高値を超え124.30円近辺まで上昇した。東京時間午後は、調整の入る中、123円後半で推移となった。ロンドン時間になると、ポンドドル・オージードルが弱含み、ドル堅調となると再び124円台を回復。NY時間には、米新規失業保険申請件数はネガティブとなるが、4月米住宅販売保留指数がポジティブとなると、124.46円まで上昇。また、麻生財務金融相が「この数日の円安は荒い」との発言、ルー財務長官が「麻生大臣に競争力目的の為替レート利用について牽制した」と報じられると、123円半ばまで下押ししたが、その後買い戻しも入り、123.94円でクローズをむかえた。
ドル円、124円挟み居所を探る！？
昨日は、注目度の高い経済指標がない中、思惑先行の動きとなった。約12年振りの124.46円を付けたドル円だが、思った以上に下がらない印象を受ける。124円超えのレベルは、過去の参考になる目標値がない為、落ち着ける居所を探しているようだ。値頃感では高値レベルであるが、過熱感はまだまだと見る。来週から、6月に突入するが、ドル円の月足で一目均衡表の雲のネジレが、6月となり変化月にあたる。上下の示唆はないが、アベノミクスでの上昇以降初めての変化月ということもあるので、6月の乱高下には注意が必要。本日は、週末の月末ということなので、上に抜けたところは、いったん利確が賢明か。
☆戦略
買い
ポイントレベル
124.83(118.88-121.47-120.63＝161.8％)
124.50
124.14(2007年6月の高値)
123.31(5/26の高値)
122.00(3/10の高値)
121.08(135.14-75.57の76.4％)
120.04(147.14-75.57の61.8％)
119.06(101.50-110.09-105.17の161.8％)
注）本日の予想は5月29日9：35に寄稿したものです。
また、上記レートは弊社外貨exの提示したレートを参考にしたもので、
実際の取引可能なレートとは異なる場合があります。
