あすの株式相場見通し
27日の東京株式市場は、きょうまでの8日続伸を受け、当然ながら利益確定の売り圧力は強まるものと予想される。ただ、外国為替市場で、26日の株式市場大引け以降、急速に円安・ドル高が進行。一時、1ドル=122円80銭台まで円が下落していることを考慮すると、自動車、電機、精密機器など輸出関連の主力銘柄を中心に買いが優勢となる可能性もある。
市場関係者からは「主要な輸出関連企業の今期想定為替レートは、1ドル=115円前後に集中している。もし、現状かそれ以上に円安が進めば、想定外の円安メリットが業績に上乗せされる可能性も浮上する」との見方も出ている。
26日の東京株式市場は、利益確定売り圧迫が顕在化したものの、円安進行を手掛かりに買いも継続し、日経平均株価終値は、前日比23円71銭高の2万437円48銭と8日続伸となった。8日続伸は、14年8月11~21日の9日続伸以来、約9カ月ぶりのこと。ただ、東証1部の値上がり銘柄数は703、対して値下がりは1024(変わらずは157)と値下がりが大きく上回った。
市場関係者からは「主要な輸出関連企業の今期想定為替レートは、1ドル=115円前後に集中している。もし、現状かそれ以上に円安が進めば、想定外の円安メリットが業績に上乗せされる可能性も浮上する」との見方も出ている。
26日の東京株式市場は、利益確定売り圧迫が顕在化したものの、円安進行を手掛かりに買いも継続し、日経平均株価終値は、前日比23円71銭高の2万437円48銭と8日続伸となった。8日続伸は、14年8月11~21日の9日続伸以来、約9カ月ぶりのこと。ただ、東証1部の値上がり銘柄数は703、対して値下がりは1024(変わらずは157)と値下がりが大きく上回った。