メディシスが一時10%安、公募増資などによる希薄化や需給悪化を警戒

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/05/22 09:56
 メディカルシステムネットワーク<4350.T>が急落。株価は一時、前日比55円(10.2%)安の484円まで売られた。21日の取引終了後、綜合臨床ホールディングス<2399.T>と資本提携することを発表。同時に公募増資や第三者割当による自己株処分も発表しており、1株当たり利益の希薄化や需給悪化を懸念する売りが膨らんでいる。
 メディシスは、公募増資336万株と公募による自己株処分38万株、上限56万株のオーバーアロットメントによる売り出しを実施する。同時に、綜合臨床HDや芙蓉総合リース<8424.T>、りそな銀行などを対象とする170万株の第三者割当による自己株処分も行う。
 公募増資と第三者割当の自己株処分などに伴う調達金額は、約29億6500万円。医薬品などネットワーク事業への設備資金や連結子会社への投融資資金、それに運転資金、短期借入金の返済資金に充てる。発行済み株式数は最大で約15%増加する見込み。発行価格は6月1日から4日までのいずれかの日に決定する。

メディシスの株価は9時54分現在489円(▼50円)
綜合臨床HDの株価は9時54分現在495円(△4円)



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
412.0
(12/20)
0.0
(---)
479.0
(12/25)
-10.0
(-2.04%)