＜マーケットアイ＞ 株式投信が再脚光！「企業価値」などＲＯＥ重視型人気（３／３）

　このなか、市場では人気投信の存在感が高まるとともに、組み入れ銘柄への関心が集まっている。

　例えば、前出の「日本企業価値向上ファンド」の場合、ＲＯＥ改善に注目した参考ポートフォリオとして味の素<2802.T>や富士フイルムホールディングス<4901.T>、大塚ホールディングス<4578.T>、セイノーホールディングス<9076.T>などを挙げている。

　フィデリティ・日本成長株・ファンドではミスミグループ本社<9962.T>やソフトバンク<9984.T>、日立製作所<6501.T>など、さわかみ投信ではトヨタ自動車<7203.T>、ブリヂストン<5108.T>、ＪＰＭ　ザ・ジャパンではアイフル<8515.T>、新明和工業<7224.T>、安藤ハザマ<1719.T>などが組み入れ上位となっている。

　また、中小型株の運用で定評のあるレオス・キャピタルワークスの「ひふみ投信」では、ＧＭＯペイメントゲートウェイ<3769.T>やショーケース・ティービー<3909.T>、アウトソーシング<2427.T>などを上位に組み入れている。

（組み入れ銘柄は４月３０日時点、さわかみ投信、ＪＰＭザ・ジャパンについては３月３１日時点の内容）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）