常磐開発が続急伸、好実態・割安評価で投機資金の攻勢続く

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/05/19 10:51
 常磐開発<1782.T>が続急伸、一時前日比63円高の543円まで上値を伸ばした。時価は500円トビ台で目先筋の利食いをこなす展開。前日はストップ高カイ気配のまま取引時間中は値がつかず、大引けに比例配分となった。常磐興産グループの総合建設会社で、福島県いわき市を本拠としており、震災復興関連需要に対応して収益を伸ばし、土壌改良などの環境関連事業への展開も期待されている。15年3月期の営業利益は期初の7億円予想から2度にわたる増額修正を経て前の期比32%増の14億5300万円で着地。これまでは出来高流動性の薄さがネックとなってPER4倍程度と超割安圏にあったが、それだけに株価の水準訂正余地の大きさが意識されている。時価は97年以来18年ぶりの高値水準であり、実質青空圏で株式需給面からも戻り売り圧力は希薄。

常磐開発の株価は10時45分現在504円(△21円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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