<私の相場観>=証券ジャパン・調査情報部長 大谷 正之氏

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/05/18 12:09
 東京株式市場は、20日に発表される1~3月期の国内総生産(GDP)速報の内容と、それを受けての日銀金融政策決定会合の動向に注目。

 決算発表の終了で、手掛かり材料不足のなか、売り買いともに手控え姿勢が強まり、一進一退の推移が予想される。当面の下値メドは、13週移動平均線(1万9373円)や、日足一目均衡表の抵抗帯上限の1万9264円水準が想定される。

 ただ、株価面で評価不足の好業績銘柄を見直す流れは継続しそうだ。

 個別銘柄では、CKD<6407.T>に注目。16年3月期の連結営業利益90億円(前期比7.6%増)を予想。工作機械・半導体製造向けなどで機器需要の拡大が見込める。さらに、科研製薬<4521.T>は、10月1日付で2株を1株にする株式併合と単元株式数を1000株から100株に変更することを発表。これで最低売買単価が5分の1に低下する。また、アミューズ<4301.T>は16年3月期連結営業利益を前期比9.6%増と見込んでいるが、サザンオールスターズ、福山雅治の活躍などにより、下期増額修正の可能性もある。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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