洋缶HDは頑強、15年3月期最終7割超の減益も織り込みで下げ幅限定

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/05/18 09:15
 東洋製罐グループホールディングス<5901.T>は売り買い交錯も強含みで推移。同社が前週末15日に発表した 15年3月期の連結決算前の期比微減の売上高が7843億6200万円、営業利益が同45.9%減の150億8000万円、最終利益が同73.9%増の36億400万円だった。消費増税の影響から飲料缶の販売が低調で利益が大きく落ち込んだ。また、最終利益については国内工場の生産設備に対する減損損失の計上も足を引っ張った。ただ、15年3月期決算については4月17日に下方修正を発表しており、株価には織り込まれていた。16年3月期は最終利益段階で前期比2.8倍の100億円予想と回復を見込んでいることもあって、売り圧力は限定的なものにとどまっている。

洋缶HDの株価は9時14分現在1821円(△4円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
2,298.0
(11/08)
-10.5
(-0.45%)