川辺が後場一段高、16年3月期営業利益2倍見通しを好感

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/05/15 13:26
 川辺<8123.T>が後場一段高し、一時、前日比17円(9.8%)高の191円をつける場面があった。午後1時ごろに発表した決算で、15年3月期連結業績は売上高161億6600万円(前の期比3.3%減)、営業利益3億1900万円(同37.3%減)、純利益3億6400万円(同22.0%増)と営業減益に終わったものの、16年3月期は、売上高170億円(前期比5.2%増)、営業利益6億5000万円(同2.0倍)、純利益は4億円(同9.9%増)と営業利益急回復を見込んでいることが好感されている。
 前期は、主力のハンカチーフ販売で消費増税の影響から買い控え傾向が長引いたことや3月のホワイトデー販売が低調に推移したことで減収営業減益を余儀なくされたが、今期は販売拡大策として直営店の出店とテレビ通販、EC事業の販売強化や新規取引先開拓(OEM事業)を積極的に展開する予定。フレグランスも不採算店の閉鎖効果から収益が向上してきており、これらが寄与する見通しだ。

川辺の株価は13時17分現在181円(△7円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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