<私の相場観>=グランド・ウィン・パートナーズ 代表取締役 宮崎 康裕氏
日経平均は2万円を回復した後、膠着状態が続いている。
米国ではイエレンFRB議長がワシントンでの講演で、株式市場のバリュエーションが非常に高いことを強調していた。4月の雇用統計の内容を注視する必要もあり今後の動きが読みに難い。加えて欧州ではギリシャの債務問題も懸念されている。これらについては過度に不安視する必要はないだろうが、海外情勢の不透明感を払拭できない状況では、引き続き上値の重い展開が想定される。加えて5月は「セル・イン・メイ(5月に株を売れ)」の格言もあり、個人投資家を含めて心理的にも強気になれない状況だろう。
ただ、1万9000円を大きく割れて調整することはないだろう。ピークを迎えた3月決算企業の業績見通しについては、4月以降の賃上げによる個人消費の回復などを考慮すれば、慎重な見通しという見方が支配的だ。株主総会シーズンである6月に向けては企業が前向きな資本政策や財務戦略を打ち出してくるとの期待も高く、投資家の押し目買い意欲は強いと見ている。仮に調整が長引いたとしても、その後は2万円を奪回し、再度上昇基調となる動きを想定している。
好業績とテーマ株の押し目買い。ボーイング787向けが拡大している新明和工業<7224.T>などに注目。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
米国ではイエレンFRB議長がワシントンでの講演で、株式市場のバリュエーションが非常に高いことを強調していた。4月の雇用統計の内容を注視する必要もあり今後の動きが読みに難い。加えて欧州ではギリシャの債務問題も懸念されている。これらについては過度に不安視する必要はないだろうが、海外情勢の不透明感を払拭できない状況では、引き続き上値の重い展開が想定される。加えて5月は「セル・イン・メイ(5月に株を売れ)」の格言もあり、個人投資家を含めて心理的にも強気になれない状況だろう。
ただ、1万9000円を大きく割れて調整することはないだろう。ピークを迎えた3月決算企業の業績見通しについては、4月以降の賃上げによる個人消費の回復などを考慮すれば、慎重な見通しという見方が支配的だ。株主総会シーズンである6月に向けては企業が前向きな資本政策や財務戦略を打ち出してくるとの期待も高く、投資家の押し目買い意欲は強いと見ている。仮に調整が長引いたとしても、その後は2万円を奪回し、再度上昇基調となる動きを想定している。
好業績とテーマ株の押し目買い。ボーイング787向けが拡大している新明和工業<7224.T>などに注目。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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