長府製が下げ渋る、第1四半期は大幅減収減益も突っ込み警戒感

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/05/07 10:44
 長府製作所<5946.T>が下げ渋りからプラスに転じてきた。
 1日取引終了後、15年12月期の第1四半期(1~3月)連結決算を発表。売上高104億6400万円(前年同期比24.2%減)、営業利益4億9900万円(同70.9%減)と大幅減収減益になった。ただ、株価は前週末まで3日続落し、年初来安値を更新しており、突っ込み警戒感から買い戻しが優勢になっている。
 第1四半期は消費税増税前の駆け込み需要の反動で、主力の給湯機器が落ち込み、ルームエアコンや温水暖房システムなどの販売も減少。大幅減収に伴う粗利の低下で利益が急減した。通期は売上高480億円(前期比0.7%増)、営業利益42億円(同1.9%増)の従来見通しを据え置いている。

長府製の株価は10時40分現在2809円(△3円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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