海外の医療費抑制と制度改革で業績堅調
検体検査機器・試薬で高シェアを持つ企業です。海外売上比率が8割超と高く、円安の恩恵を受けています。
欧米先進国で医療費抑制と制度改革に取り組んでいることと(米国では、無保険者の解消に向けた動きが本格化)、中国で、都市・農村での医療サービスの格差解消を目指し、医療保険制度を含む医療制度改革が推進されていることから、地域別に見ると、特に構成比率の高いEMEA(ヨーロッパ、中東及び アフリカ)や中国、そして米国の売上が大きく伸びており業績は堅調に拡大。加えていえば、有利子負債ゼロ、自己資本比率70.4%と財務安全性も優良な企業です。
2015年3月期1-3四半期の業績は売上が20.0%増の1558億5200万円、営業利益が42.5%増の315億1700万円、経常利益が43.1%増の331億3700万円、純利益が47.3%増の206億2000万円となっています。
これに対し、通期の業績予想は売上が13.8%増の2100万円、営業利益が24.7%増の410億円、経常利益が20.5%増の407億円、純利益が21.0%増の249億円。第3四半期までの売上や利益の伸び率、純利益の進捗度などを考えると、業績は上振れの余地が高いと思います。
また長期的に注目したいのは、川崎重工業株式会社との合弁会社である株式会社メディカロイドによる医療用ロボットの開発です。2030年度には売上高1,000億円としています。
欧米先進国で医療費抑制と制度改革に取り組んでいることと(米国では、無保険者の解消に向けた動きが本格化)、中国で、都市・農村での医療サービスの格差解消を目指し、医療保険制度を含む医療制度改革が推進されていることから、地域別に見ると、特に構成比率の高いEMEA(ヨーロッパ、中東及び アフリカ)や中国、そして米国の売上が大きく伸びており業績は堅調に拡大。加えていえば、有利子負債ゼロ、自己資本比率70.4%と財務安全性も優良な企業です。
2015年3月期1-3四半期の業績は売上が20.0%増の1558億5200万円、営業利益が42.5%増の315億1700万円、経常利益が43.1%増の331億3700万円、純利益が47.3%増の206億2000万円となっています。
これに対し、通期の業績予想は売上が13.8%増の2100万円、営業利益が24.7%増の410億円、経常利益が20.5%増の407億円、純利益が21.0%増の249億円。第3四半期までの売上や利益の伸び率、純利益の進捗度などを考えると、業績は上振れの余地が高いと思います。
また長期的に注目したいのは、川崎重工業株式会社との合弁会社である株式会社メディカロイドによる医療用ロボットの開発です。2030年度には売上高1,000億円としています。