カワチ薬品は急反落、16年3月期増収で損益改善見込むも上値重く手じまい売り

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/04/28 10:24
 カワチ薬品<2664.T>は急反落、前日比193円安の1973円まで下げ幅を広げた。前日取引終了後、16年3月期の連結業績予想を発表。売上高2660億円(前期比3.0%増)、営業利益40億円(同42.1%増)、最終損益25億円の黒字(前期46億7300万円の赤字)と増収で損益改善を予想した。ただ、株価は当面の材料出尽くし感と上値の重さを嫌った手仕舞い売りに押されている。
 今3月期はドミナントエリアの基盤を強化するとともに物流網を整備、競争激化に対する差別化策として、継続して基幹店舗への調剤薬局併設を進めることで、売り上げを拡大し、損益を改善する。なお、15年3月期は消費増税の影響で売り上げ、利益が予想を下回り、減損処理を行ったことから最終赤字に陥った。

カワチ薬品の株価は10時24分現在1993円(▼175円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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