アールテックが参天薬からDE-105の開発・事業化権を承継

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/04/27 17:14
 アールテック・ウエノ<4573.T>がこの日の取引終了後、参天製薬<4536.T>が遷延性角膜上皮欠損の治療をターゲットとして開発を行っていた「DE-105」について、開発・事業化権を承継する契約を締結したと発表した。これにより、今後、アールテックが同剤の製品化に向けて開発を実施することになる。
 「DE-105」は、山口大学医学部眼科の西田輝夫名誉教授が発明した神経栄養因子ペプチド製剤で、既存療法では難治性の遷延性角膜上皮欠損に対して、角膜上皮細胞の伸展促進作用により、角膜上皮欠損を修復する効果と高い安全性を期待して開発が進められているもので、既に参天薬により、アメリカで第1相臨床試験、国内で第2相臨床試験が終了している。なお、今回の承継の影響については、16年3月期業績予想に反映させる予定という。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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