ゼンリンが反発、１５年３月期業績下振れも悪材料出尽くし感広がる

　ゼンリン<9474.T>が反発。２２日の取引終了後、集計中の１５年３月期連結業績について、売上高を従来予想の５２３億円から５２２億８０００万円（前の期比２．４％減）へ、営業利益を同２８億円から２３億８０００万円（同２５．２％減）へ、純利益を同２１億円から１４億６０００万円（同１４．８％増）へ下方修正したが、株価は直近で下値模索にあったことから、悪材料出尽くし感につながったようだ。売上高は概ね計画通りに推移したものの、事業別の増減があったことで構成が変化し採算を悪化させたという。また、法定実効税率を見直し、繰延税金資産の一部を取り崩したことなどから、純利益の修正幅が大きくなったとしている。

ゼンリンの株価は９時２６分現在１４３４円（△１８円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）