明日の東京株式市場見通し
21日の東京株式市場は、手掛かり材料の乏しいなかで買い手控え姿勢が続き、日経平均株価は続落の推移となりそうだ。きょう取引時間中に25日移動平均線(1万9596円=20日終値)を2日以来、12営業日ぶりに一時割り込む場面があり、あすもその攻防が予想される。
20日の東京株式市場は、前週末の欧米株相場の下落に加え、中国株の空売り規制緩和など株式需給悪化に警戒感が強まり、売り先行のスタートとなった。ただ、その後は中国株の下落幅が限定的だったこともあり、日経平均株価は一時プラス圏に浮上するなど下げ渋り、終値は前週末比18円39銭安の1万9634円49銭と小幅続落となった。
市場関係者からは「東証1部の値上がり銘柄数398に対して、値下がり銘柄数は1374(変わらずは109銘柄)と全体の70%を超えており、日経平均の下落幅の印象に比べて実際の地合いの悪さを認識する必要がある」との見方が出ていた。確かに、東証1部の業種別指数でも、33業種中上昇は空運、医薬品、海運などわずか5業種にとどまった。
20日の東京株式市場は、前週末の欧米株相場の下落に加え、中国株の空売り規制緩和など株式需給悪化に警戒感が強まり、売り先行のスタートとなった。ただ、その後は中国株の下落幅が限定的だったこともあり、日経平均株価は一時プラス圏に浮上するなど下げ渋り、終値は前週末比18円39銭安の1万9634円49銭と小幅続落となった。
市場関係者からは「東証1部の値上がり銘柄数398に対して、値下がり銘柄数は1374(変わらずは109銘柄)と全体の70%を超えており、日経平均の下落幅の印象に比べて実際の地合いの悪さを認識する必要がある」との見方が出ていた。確かに、東証1部の業種別指数でも、33業種中上昇は空運、医薬品、海運などわずか5業種にとどまった。