明日の東京株式市場見通し
17日の東京株式市場は、引き続き方向感に乏しい地合いが続くものと予想される。来週後半から本格化する15年3月期決算や16年3月期業績見通しの発表を目前にして買い手控え姿勢が強まり、日経平均株価は反落となりそうだ。
16日の東京株式市場は、大引け間際に買い戻されて、日経平均株価は前日比16円1銭高の1万9885円77銭とプラス圏に浮上して終了したものの、取引の大半の時間帯はマイナス圏に沈んでの推移となっていた。1ドル=118円台後半へと円高・ドル安が進行するなかで、一時は前日比127円安の1万9742円まで売られる場面もあった。
市場関係者からは「きょうの相場では、銀行株や原油価格の戻りを手掛かりに石油関連銘柄など出遅れセクターが相場を牽引したが、原油価格の上昇は他の日本企業にとってマイナス面も多く、全体への影響は判断の難しいところ」との見方も出ていた。
16日の東京株式市場は、大引け間際に買い戻されて、日経平均株価は前日比16円1銭高の1万9885円77銭とプラス圏に浮上して終了したものの、取引の大半の時間帯はマイナス圏に沈んでの推移となっていた。1ドル=118円台後半へと円高・ドル安が進行するなかで、一時は前日比127円安の1万9742円まで売られる場面もあった。
市場関係者からは「きょうの相場では、銀行株や原油価格の戻りを手掛かりに石油関連銘柄など出遅れセクターが相場を牽引したが、原油価格の上昇は他の日本企業にとってマイナス面も多く、全体への影響は判断の難しいところ」との見方も出ていた。