<動意株・15日>(大引け)=セキュアヴェイル、東武ストア、パルなど
セキュアヴェイル<3042.T>=ストップ高。急増傾向にある海外からのサイバー攻撃やマイナンバー制導入に伴うネットセキュリティーへのニーズを背景に関連銘柄への注目度が高まっている。そうしたなか、13日にFFRI<3692.T>が15年3月期業績の上方修正を発表。足もとの好調が確認され、FFRIは前日に上ヒゲをつけたものの、きょうは改めて買いが優勢となっている。セキュアヴェイルは24時間有人対応で特色を持ち、官公庁からのサイバー攻撃対策関連受注で実績が豊富なうえ、クラウド事業者向けシステム案件受注などを背景に、16年3月期業績は回復色をみせる公算が大きい。
東武ストア<8274.T>=大幅高。前週末に投機資金が流入し、にわかに注目度が増した。信用取組が売り長という株式需給面の有利さも味方して急速に上値追い態勢にある。市場では「4月からは数値的には消費増税の影響がなくなりインフレ率が低下、その分だけ実質所得が伸びる勘定となり、消費関連には優位に働く」(国内証券)という見方がでている。また同社株については「外食関連企業に苦戦するところが多いが、相対的に中食市場に消費者の需要が流れており、そこにターゲットをシフトする食品スーパーの優位性がクローズアップされている」(同)という。
パル<2726.T>=急伸。14日の取引終了後、今16年2月期の連結業績予想を発表。売上高1195億4000万円(前期比10.6%増)、営業利益87億7000万円(同8.7%増)、純利益53億6000万円(同31.0%増)と増収増益を見込んでおり、これを好感する動き。今年6月1日を効力発生日として、連結子会社であるナイスクラップ<7598.T>と株式交換を行い、完全子会社化する予定。これにより発生する「負ののれん」の発生益を見込んでいる。
アルバイトタイムス<2341.T>=3連騰。14日の取引終了後に発表した連結本決算で、16年2月期は、売上高54億1700万円(前期比11.9%増)、営業利益10億円(同4.8%増)、純利益8億400万円(同6.1%減)と連続営業増益を見込んでいることが好感されている。引き続き求人需要の回復継続が見込まれるほか、9月に取得した名古屋adMが発行する「求人あどむ」がフルに寄与する見通しで、人件費や流通経費の増加をカバーする。
キリン堂ホールディングス<3194.T>=大幅高。14日取引終了後に、16年2月期通期の連結業績予想を公表。営業利益は22億5000万円(前期比2.4倍)の見通しとしており、これが好感されているようだ。 売上高は1095億円(同1.4%増)を予想。今期は既存店の活性化を図るとともに、調剤事業拡大を見据えて薬剤師の採用強化などに努める。また、関西地域を中心に16店舗の出店を計画している。
日本動物高度医療センター<6039.T>=4日ぶり急反発。3月26日に東証マザーズ市場に新規上場した直近IPO銘柄で、公開価格1130円に対して、初値1630円をつける人気となり、セカンダリーでも上昇加速し4月初旬には3350円の高値に駆け上った経緯がある。イヌ・ネコ向けに高度医療を行う二次診療専門の動物病院で、コンパニオン・アニマル化が進む現代においてユニークな業態に注目が集まった。ところが、その後に同社の筆頭株主だったグロービス・キャピタル・パートナーズが持ち株を大幅に売却したことが判明し、これを嫌気する形で株価は調整局面に移行していた。株価2500円近辺で目先筋の売り物が枯れ、それを見計らったように、きょうは寄り付きに仕掛け的な大口買いが入り、人気再燃となっている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
東武ストア<8274.T>=大幅高。前週末に投機資金が流入し、にわかに注目度が増した。信用取組が売り長という株式需給面の有利さも味方して急速に上値追い態勢にある。市場では「4月からは数値的には消費増税の影響がなくなりインフレ率が低下、その分だけ実質所得が伸びる勘定となり、消費関連には優位に働く」(国内証券)という見方がでている。また同社株については「外食関連企業に苦戦するところが多いが、相対的に中食市場に消費者の需要が流れており、そこにターゲットをシフトする食品スーパーの優位性がクローズアップされている」(同)という。
パル<2726.T>=急伸。14日の取引終了後、今16年2月期の連結業績予想を発表。売上高1195億4000万円(前期比10.6%増)、営業利益87億7000万円(同8.7%増)、純利益53億6000万円(同31.0%増)と増収増益を見込んでおり、これを好感する動き。今年6月1日を効力発生日として、連結子会社であるナイスクラップ<7598.T>と株式交換を行い、完全子会社化する予定。これにより発生する「負ののれん」の発生益を見込んでいる。
アルバイトタイムス<2341.T>=3連騰。14日の取引終了後に発表した連結本決算で、16年2月期は、売上高54億1700万円(前期比11.9%増)、営業利益10億円(同4.8%増)、純利益8億400万円(同6.1%減)と連続営業増益を見込んでいることが好感されている。引き続き求人需要の回復継続が見込まれるほか、9月に取得した名古屋adMが発行する「求人あどむ」がフルに寄与する見通しで、人件費や流通経費の増加をカバーする。
キリン堂ホールディングス<3194.T>=大幅高。14日取引終了後に、16年2月期通期の連結業績予想を公表。営業利益は22億5000万円(前期比2.4倍)の見通しとしており、これが好感されているようだ。 売上高は1095億円(同1.4%増)を予想。今期は既存店の活性化を図るとともに、調剤事業拡大を見据えて薬剤師の採用強化などに努める。また、関西地域を中心に16店舗の出店を計画している。
日本動物高度医療センター<6039.T>=4日ぶり急反発。3月26日に東証マザーズ市場に新規上場した直近IPO銘柄で、公開価格1130円に対して、初値1630円をつける人気となり、セカンダリーでも上昇加速し4月初旬には3350円の高値に駆け上った経緯がある。イヌ・ネコ向けに高度医療を行う二次診療専門の動物病院で、コンパニオン・アニマル化が進む現代においてユニークな業態に注目が集まった。ところが、その後に同社の筆頭株主だったグロービス・キャピタル・パートナーズが持ち株を大幅に売却したことが判明し、これを嫌気する形で株価は調整局面に移行していた。株価2500円近辺で目先筋の売り物が枯れ、それを見計らったように、きょうは寄り付きに仕掛け的な大口買いが入り、人気再燃となっている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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8274
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