明日の東京株式市場見通し
10日の東京株式市場は、日経平均株価が3日続伸で急ピッチな上昇となっていることに加え、週末特有のポジション調整の動きも予想され、全体相場は反落基調となりそうだ。
9日の東京株式市場は、前日の米株式の上昇や外国為替市場での円安・ドル高進行などを手掛かり材料に買いが先行。一時は前日比167円高の1万9957円まで買い進まれるなど、2万円の大台乗せにあと一歩に迫った。
ところが、市場関係者からは「あすの株価指数オプションとミニ日経平均先物4月物の特別清算指数(SQ)算出をにらみ、株価指数先物への思惑的な買いが現物相場も押し上げたかたち」との声が出ていた。それを裏付けるように、東証1部の値上がり銘柄数は786と、値下がり銘柄数の938を大きく下回り、東証株価指数(TOPIX)は前日比5.72ポイント高の1594.19と上昇率は0.36%で、日経平均の上昇率0.75%の半分以下にとどまった。
きょうまでの3日続伸で日経平均の上昇幅は合計539円に達しており、2万円回復を前にして足踏み状態となっても不思議ではない。
9日の東京株式市場は、前日の米株式の上昇や外国為替市場での円安・ドル高進行などを手掛かり材料に買いが先行。一時は前日比167円高の1万9957円まで買い進まれるなど、2万円の大台乗せにあと一歩に迫った。
ところが、市場関係者からは「あすの株価指数オプションとミニ日経平均先物4月物の特別清算指数(SQ)算出をにらみ、株価指数先物への思惑的な買いが現物相場も押し上げたかたち」との声が出ていた。それを裏付けるように、東証1部の値上がり銘柄数は786と、値下がり銘柄数の938を大きく下回り、東証株価指数(TOPIX)は前日比5.72ポイント高の1594.19と上昇率は0.36%で、日経平均の上昇率0.75%の半分以下にとどまった。
きょうまでの3日続伸で日経平均の上昇幅は合計539円に達しており、2万円回復を前にして足踏み状態となっても不思議ではない。