明日の東京株式市場見通し
3日の東京株式市場は、週末に伴うポジション調整の動きに加えて、米3月の雇用統計の発表を目前に控えていることもあり、利益確定の売りが先行しそうだ。ただ、1日に割り込んだ25日移動平均線(1万9179円=2日)を1日で回復した点は評価できそうだ。
2日の東京株式市場は買い優勢で始まり、取引時間中は一段の上値をみせた。一時、日経平均株価は前日比400円近い上昇をみせたものの、大引けにかけ伸び悩み、終値は前日比277円95銭高の1万9312円79銭と大幅反発した。
1日に、日本郵政が発表した中期経営計画で、傘下のゆうちょ銀行が今後、外国債券や株式などリスク資産への投資を積み増す方針を示したことが買い手掛かり材料となり、株価指数先物市場で買い戻しを誘発し上昇が加速した。
市場関係者からは「手掛かり材料が少ないなかで、最近は株価指数先物のボラティリティ(変動性)の大きさ自体が材料視される相場が続いている。その意味で、売られても買われても、地に足のついていない地合いとなっている」との見方が出ていた。
2日の東京株式市場は買い優勢で始まり、取引時間中は一段の上値をみせた。一時、日経平均株価は前日比400円近い上昇をみせたものの、大引けにかけ伸び悩み、終値は前日比277円95銭高の1万9312円79銭と大幅反発した。
1日に、日本郵政が発表した中期経営計画で、傘下のゆうちょ銀行が今後、外国債券や株式などリスク資産への投資を積み増す方針を示したことが買い手掛かり材料となり、株価指数先物市場で買い戻しを誘発し上昇が加速した。
市場関係者からは「手掛かり材料が少ないなかで、最近は株価指数先物のボラティリティ(変動性)の大きさ自体が材料視される相場が続いている。その意味で、売られても買われても、地に足のついていない地合いとなっている」との見方が出ていた。