<動意株・30日>(前引け)=レナウン、クロスキャット、本州化

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/03/30 12:25
 レナウン<3606.T>=ストップ高。株価は120円近辺と低位にあったが、業績は回復基調にあり、ここ継続的に下値を拾う動きが観測されていたが、きょうは投機資金の流入が一気に加速しストップ高に買われた。同社は中国・山東如意傘下で経営再建が進捗、業態は違うが同じく中国企業傘下で株価を大化けさせたラオックス<8202.T>の連想も働いている。PBR18倍台まで買われたラオックスに比べ、同社は前週末までわずか0.5倍と解散価値の半値に放置されていたことで一部市場関係者の注目が集まっていた。

 クロスキャット<2307.T>=ストップ高。前週末27日の取引終了後、ユニチカ<3103.T>の100%子会社で、情報処理サービス事業を手掛けるユニチカ情報システムの全株式を5月29日付で取得し、子会社化すると発表しており、これによる業容拡大への期待感から買いが入っている。取得価額は概算2億6500万円で、西日本での事業展開やエンドユーザービジネスの統合によるシナジーの拡大を図るという。なお、今回の買収による16年3月期業績への影響は確定次第、開示するとしている。

 本州化学工業<4115.T>=急反発。立花証券は27日、同社株の投資判断を新規で「やや強気」とした。同社は24日に15年3月期連結営業利益を24億円から30億円(前期比71%増)に増額修正した。原油安に伴う原料価格の下落に加え、「スマートフォンに搭載されているレンズの樹脂化による原料などの引き合いの強さも想定以上になっている模様」と同証券では指摘している。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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