<動意株・25日>(前引け)=沖電線、IRJHD、日本ラッド

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/03/25 12:23
 沖電線<5815.T>=急反発。同社は24日取引終了後に、15年3月期通期の連結業績予想修正を発表。経常利益見通しを従来の5億4000万円から7億4000万円(前期比70.9%増)に引き上げたほか、期末一括配当を6円(従来計画は3円)とする方針も明らかにした。売上高見通しは従来の113億5000万円から116億5000万円(同9.1%増)に増額修正。電線・ケーブル関係の需要が想定以上に増加したほか、モガミ電線の買収効果などが寄与。経常利益は為替差益の発生が見込まれることも押し上げ要因となった。また、繰延税金資産の計上で、純利益見通しも従来の4億9000万円から11億1000万円(同3.1倍)に引き上げた。

 アイ・アールジャパンホールディングス<6035.T>=ストップ高。ファナック<6954.T>が24日の取引終了後、株主との対話窓口となる「SR(シェアホルダー・リレーションズ)部」を4月1日付で新設すると発表。このSR部の事務運営をIRジャパンHDに委託されることになり、今後の同社の事業拡大への追い風になるとの見方が出ている。また、敵対的TOBや株主総会での委任状争奪戦(プロキシーファイト)が今後、増加が予想されるなか、株主判明調査などへの需要が高まるとの見方も出ている。

 日本ラッド<4736.T>=ストップ高。同社はきょう、ビッグデータ領域で電気通信大学と技術連携すると発表。これが材料視されているようだ。同社はリアルタイムデータ処理領域の高速化手段としてFPGA(書き換え可能な論理回路が多数配列された大規模集積回路)の活用を進めており、このほど同分野の研究を進めている電通大の吉永・吉見研究室が開発したFPGAを用いた高速処理基盤の使用権を取得し、産学共同で実用化を進めることで合意。同社では研究成果を15年度中に実用化、商品化を目指すとしている。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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