住友化は好業績かつTPP関連で買い継続、証券各社の強気相次ぐ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/03/03 10:45
 住友化学<4005.T>が3日続伸、住友グループの総合化学メーカーで発行株数16億5000万株超の大型株だが、ここ内外機関投資家の継続的な買いを背景に上値指向を強めている。米国に本拠を置く多国籍バイオ化学メーカー・モンサント社との農作物保護分野での連携強化の思惑を底流に、安倍政権で懸案となっているTPPではキーカンパニーに位置付ける声も多い。また、業績変化に対する期待も大きい。15年3月期営業利益は前期比4.1%増の1050億円を見込むが、16年3月期は石化事業や偏光板事業の収益貢献に加え、構造改革による合理化効果も発現し、利益の伸びが加速するとの見方が市場では強まっている。最近では、岡三、立花、岩井コスモ、UBS、三菱UFJモルガンなど証券各社から強気の投資判断が相次いでおり、600円台活躍に期待が募っている。

住友化の株価は10時43分現在575円(△9円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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