<動意株・2日>(前引け)=シンフォニア、木村化工、新日理化

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/03/02 12:16
 シンフォニアテクノロジー<6507.T>=大幅反発し昨年来高値を更新。27日に近畿大学が、同社や三重大学と共同で、iPS細胞の品質を維持するための装置(自動光学式細胞除去装置)の開発に世界で初めて成功したと発表しており、これを好感した買いが集中して入っている。今回開発した装置は、iPS細胞の培養において、培養中にできる品質が劣った細胞を近赤外線レーザーで取り除き、良質の細胞を残すというもの。一部報道では、数年後をメドに研究機関などに販売するとしており、今後の業績への寄与も期待されている。

 木村化工機<6378.T>=急反騰。2月27日の取引終了後に自社株買いを発表しており、これを好感した買いが入っている。100万株(発行済み株式数の4.85%)、5億円を上限としており、取得期間はきょう2日から24日まで。事前公表型の立会取引による買い付けを行うとしている。

 新日本理化<4406.T>=短期資金が流入し大幅反発。かつて大証上場時の2011~12年にかけて特定資金介入思惑を背景に大相場を演じた経緯がある。最近は音無しの構えだったが、前週2月26日に材料株素地を再燃、突飛高をみせ脚光を浴びた。前週末27日は短期筋の利益確定売りが出たものの押しは浅く、きょう改めて買い直される展開に。PBR0.7倍台と解散価値を大きく下回り、業績も15年3月期営業利益が前期比2.5倍の2億8000万円を見込むなど急回復予想にあり、ファンダメンタルズ面からも買いの根拠を伴っている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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