アルトナーが一時１５％高、１５年１月期業績と配当見込みを上方修正

　アルトナー<2163.T>が急反発し、一時、前週末比１１０円（１５．０％）高の８４１円をつける場面があった。２月２７日の取引終了後、１５年１月期単独業績について、売上高を従来予想の４３億６００万円から４２億８７００万円（前の期比１１．２％増）へ下方修正した一方、営業利益を同２億４８００万円から３億３６００万円（同７８．７％増）へ、純利益を同１億５３００万円から２億１０００万円（同７８．０％増）へ上方修正したことが好感されている。技術者数や稼働率が前の期を上回る水準で推移したことに加えて、高いスキルを有する技術者の高付加価値な業務への配属が進捗したこと、さらに学卒技術者の初配属単価が上昇したことなどが寄与した。
　また、業績予想の修正に伴い、従来１０円を予定していた１５年１月期の期末配当を１５円に引き上げるとあわせて発表しており、これも好材料視されているようだ。年間配当は２５円（従来予定２０円、前の期２０円）となる。

アルトナーの株価は９時４４分現在８０１円（△７０円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）