蔵王産業が上伸し昨年来高値、3月13日からの東証1部指定を好感

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/02/23 10:00
 蔵王産業<9986.T>が高い。株価は一時、前週末に比べ131円(9.9%)高の1450円まで買われ昨年来高値を更新した。20日の取引終了後、東京証券取引所の承認を得て3月13日付で東証2部から1部市場へ指定されることになったと発表した。同時に15年3月期期末に東証1部指定の記念配当4円を実施すると公表、期末配当は27円(前年同期比3円増)となる。この日は、東証1部指定によるTOPIX採用に伴い、機関投資家の新たな組み入れニーズが発生することなどへの期待感から買いが流入している。
 また、公募増資と売り出しを実施することも明らかにした。32万6000株の公募と37万4000株の売り出し、それに上限10万株のオーバーアロットメントによる売り出しを行う。調達金額は約4億8300万円で、主に配送センターおよび船橋営業所の施設建て替えにかかる設備投資などに充てる。発行済み株式数は最大で約7%増える見込み。公募・売り出しの発行・売出価格は3月2日から5日のいずれかの日に決定する。

蔵王産業の株価は9時59分現在1370円(△51円)




出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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