太陽誘電が急反落、子会社拠点集約などで費用膨らみ第3四半期営業利益8.5%減

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/02/06 11:05
 太陽誘電<6976.T>が急反落。株価は一時、前日比178円安の1294円まで下落する場面があった。5日の取引終了後に発表した第3四半期累計(4~12月)連結決算が、売上高1672億2900万円(前年同期比5.6%増)、営業利益81億7600万円(同8.5%減)、純利益59億5400万円(同0.8%減)と減益に終わったことから、電子部品セクターの中で見劣りがするとの見方から売られているようだ。
 第2四半期から大手スマートフォンメーカー向けの出荷が好調だったものの、子会社の拠点集約などに伴う一時費用の発生や固定費の増加などがあったことが要因という。なお、15年3月期通期業績予想は、売上高2200億円(前期比5.7%増)、営業利益140億円(同23.3%増)、純利益85億円(同21.6%増)の従来予想を据え置いたが、第3四半期時点の営業利益の進捗率が58%に過ぎず、通期業績予想に対する未達懸念も売りにつながっているようだ。

太陽誘電の株価は11時5分現在1298円(▼174円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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