サカタのタネが続伸、農業成長戦略の中核銘柄

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/01/29 11:16
 サカタのタネ<1377.T>が続伸。日々の値動きは地味だが、株価は昨年10月中旬に上放れて以降、25日移動平均線を下支えとしたきれいな中期上昇波動を形成している。昨年6月に策定した新成長戦略で、安倍政権は日本の農業を成長産業に転換させる方針を明示、農業の規制緩和が喫緊の課題となっており、種苗トップで売り上げの約半分を海外で稼ぐ国際企業でもある同社に商機が広がるとの思惑が強い。TPPの最終合意決着が近いとの観測が広がるなか、その中核銘柄としてマークされている。足もとの業績も海外事業の伸びが貢献して拡大基調を強めている。15年5月期上期の連結営業利益は期初計画の22億円を10億円上回る32億3100万円(前年同期比48%増)と絶好調、通期見通しも従来予想に6億円上乗せし、前期比25%増の46億円に修正している。

サカタのタネの株価は11時16分現在2044円(△23円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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