開催会場決定で世界的知名度の上昇と集客増が期待
来年、日本で主要国首脳会議(サミット)が開催される。開催誘致には新潟市、広島市、神戸市、軽井沢町、仙台市、名古屋市、浜松市の7つの自治体が立候補、決定は春先とも言われており誘致合戦も佳境入りとなっている。
開催地決定に熱い視線を送っているのは立候補地だけではない。実は、株式市場でも注目する向きがある。2007年の北海道洞爺湖サミットでは、開催が決定すると周辺でホテルなどを運営していたカラカミ観光(12年に上場廃止)株が動意した経緯があるからだ。
ただ、当時は直接関係する銘柄もなく、株式市場の注目度もいまひとつだったが、今回は上場企業が運営するホテルがメイン会場として挙がっており関心は高い。当然、開催会場となれば世界的に知名度が高まり、ホテルの集客増も期待されるわけで、株価の上昇につながる可能性もある。
メーン会場(下部参照)をみると、軽井沢町、広島市がともに西武ホールディングス<9024>運営のプリンスホテルとなっている。下馬評では「軽井沢」との声が高いが、こればかりはふたを開けてみなければ分からない。ここで注目したいのが、浜松市の「グランドエクシブ浜名湖」。この施設を運営しているのがリゾートトラスト<4681>で、仮に決定すれば知名度アップこの上なしといえる。このほか、ロイヤルホテル<9713>、常和ホールディングス<3258>など、立候補している自治体でホテルを運営する銘柄にも目を配っておきたい。
ちなみに、どこが有力か?と外務省に尋ねたが「お答えできない」(経済局政策課)とにべもなかった。まあ、当たり前か……。
開催地決定に熱い視線を送っているのは立候補地だけではない。実は、株式市場でも注目する向きがある。2007年の北海道洞爺湖サミットでは、開催が決定すると周辺でホテルなどを運営していたカラカミ観光(12年に上場廃止)株が動意した経緯があるからだ。
ただ、当時は直接関係する銘柄もなく、株式市場の注目度もいまひとつだったが、今回は上場企業が運営するホテルがメイン会場として挙がっており関心は高い。当然、開催会場となれば世界的に知名度が高まり、ホテルの集客増も期待されるわけで、株価の上昇につながる可能性もある。
メーン会場(下部参照)をみると、軽井沢町、広島市がともに西武ホールディングス<9024>運営のプリンスホテルとなっている。下馬評では「軽井沢」との声が高いが、こればかりはふたを開けてみなければ分からない。ここで注目したいのが、浜松市の「グランドエクシブ浜名湖」。この施設を運営しているのがリゾートトラスト<4681>で、仮に決定すれば知名度アップこの上なしといえる。このほか、ロイヤルホテル<9713>、常和ホールディングス<3258>など、立候補している自治体でホテルを運営する銘柄にも目を配っておきたい。
ちなみに、どこが有力か?と外務省に尋ねたが「お答えできない」(経済局政策課)とにべもなかった。まあ、当たり前か……。