SMKが続急伸、為替差益計上で15年3月期業績と配当予想を上方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/01/28 09:39
 SMK<6798.T>が続急伸。27日の取引終了後、15年3月期の連結業績見通しについて、売上高660億円(前期比0.3%増)、営業利益24億円(同3.0%増)は従来予想を据え置きつつ、純利益を従来予想の25億円から38億円(同49.5%増)へ上方修正したことが好感されている。為替差益の計上が要因としている。また、業績予想の修正に伴い、従来2円としていた創立90周年の記念配当を4円に引き上げると発表しており、これも好材料視されている。これにより普通配当(5円)と合わせた期末配当は9円となり、年間配当は14円(従来予想12円、前期10円)となる。
 同時に発表した第3四半期累計の連結決算は売上高493億3300万円(前年同期比1.9%減)、営業利益18億4200万円(同20.4%減)、最終利益36億700万円(同12.9%増)だった。自動車向けコネクタやタッチパネルは好調だったものの、スマートフォン用コネクタで一部得意先向けが落ち込んだほか、中国向けATM用タッチパネルが落ちこんだことなどで減収、営業減益を余儀なくされた。

SMKの株価は9時34分現在497円(△41円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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