中越パルがナノセルロースを高分散したポリオレフィン樹脂の開発に成功と発表
中越パルプ工業<3877.T>がこの日の取引終了後、竹を活用した再生可能天然資源であるナノセルロースを高分散したポリプロピレン複合材料の開発に成功したと発表した。出光ライオンコンポジット(東京都台東区)、三幸商会(名古屋市千種区)と共同で研究開発を進めてきたもの。ナノセルロースは鋼鉄の5分の1の軽さで、かつ5倍の強度を持つファイバーで、熱による伸縮が極めて小さく、さらにはナノレベルの細さから透明材料となり得るなどの特徴がある。ナノセルロースをポリプロピレンと配合することで、材料の低比重高剛性化が可能となることから、自動車や電機・電子材料などの軽量化に期待できるとしている。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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