札幌五輪関連銘柄に注目、市長選の４月に向け招致機運高まる

　大和証券は１９日、「札幌五輪関連銘柄」をまとめたリポートを発表した。社会インフラが更新需要期を迎えていることに関連したもので「公共投資の再構築をしないとならない場面では、五輪招致はひとつの考える得るやり方だ」と指摘。１９７２年に冬季五輪を開催に続き、２０２６年の冬季五輪招致を進める札幌市に理解を示した。
　札幌市は、札幌五輪の経済効果を約１兆円と試算。同証券では「今年４月の札幌市長選に向けて五輪招致の機運が高まる可能性が高い」とみている。また、「冬季五輪は招致を目指す国・自治体が現在は少なく、夏季五輪と異なり立候補さえすれば２回程度で招致に成功する可能性が高い」と予想している。
　関連銘柄に、土屋ホールディングス<1840.T>、寿スピリッツ<2222.T>、雪印メグミルク<2270.T>、イオン北海道<7512.T>、ほくほくフィナンシャルグループ<8377.T>、サッポロホールディングス<2501.T>などを挙げている。



出所：株経通信（株式会社みんかぶ）