ガソリン価格下落により手軽なレジャー銘柄に期待
経済産業省資源エネルギー庁が15日発表した13日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、前回調査(1月5日)に比べ2円60銭安い142円60銭となった。2012年8月13日以来、約2年5カ月ぶりの安値水準。昨年7月には約170円水準にあった。
ガソリン価格下落により、冬期でも車で手軽に出かけられる屋内タイプのレジャー施設の需要が高まりそうだ。まず、注目したいのがボウリング、各種ゲーム、カラオケなどの複合レジャー施設を全国で展開するラウンドワン<4680>は、大型ショッピングモール内の居抜き出店などで、現在5店舗の北米の店舗数を来期中に倍増の10店舗以上とする計画。
「自遊空間」などの店舗で会員制複合カフェ事業を展開しているランシステム<3326>は、新規出店を積極化すると同時に、既存店では飲食メニュー充実や、女性専用エリア設置店拡大に注力する。
コメリ<8218>は、郊外型の大型店の出店を積極化すると同時に、北海道への本格進出をスタートさせている。全国的な厳冬で冬用タイヤや除雪関連用具などの需要増を見込む。
イオンモール<8905>は、イオン<8267>のショッピングセンターを手掛けるデベロッパー子会社で、モール形態では圧倒的なシェアを占める。中国、東南アジアでの積極出店も継続しており、16年2月期も最高益更新見通し。スーパー銭湯専業大手の極楽湯<2340>は、国際原油市況の下落に伴う燃料費の低減も追い風となりそうだ。
◆主な車で行ける手軽なレジャー関連銘柄
銘柄(コード) 今期営業利益率 株価 PER
極楽湯<2340> 黒字転換 686 51.1
ランシステム<3326> ▼26.0 919 23.4
ラウンドワン<4680> ▼12.8 734 15.5
コメリ<8218> ▼9.6 2346 12.4
イオンモール<8905> 8.9 2145 19.5
ガソリン価格下落により、冬期でも車で手軽に出かけられる屋内タイプのレジャー施設の需要が高まりそうだ。まず、注目したいのがボウリング、各種ゲーム、カラオケなどの複合レジャー施設を全国で展開するラウンドワン<4680>は、大型ショッピングモール内の居抜き出店などで、現在5店舗の北米の店舗数を来期中に倍増の10店舗以上とする計画。
「自遊空間」などの店舗で会員制複合カフェ事業を展開しているランシステム<3326>は、新規出店を積極化すると同時に、既存店では飲食メニュー充実や、女性専用エリア設置店拡大に注力する。
コメリ<8218>は、郊外型の大型店の出店を積極化すると同時に、北海道への本格進出をスタートさせている。全国的な厳冬で冬用タイヤや除雪関連用具などの需要増を見込む。
イオンモール<8905>は、イオン<8267>のショッピングセンターを手掛けるデベロッパー子会社で、モール形態では圧倒的なシェアを占める。中国、東南アジアでの積極出店も継続しており、16年2月期も最高益更新見通し。スーパー銭湯専業大手の極楽湯<2340>は、国際原油市況の下落に伴う燃料費の低減も追い風となりそうだ。
◆主な車で行ける手軽なレジャー関連銘柄
銘柄(コード) 今期営業利益率 株価 PER
極楽湯<2340> 黒字転換 686 51.1
ランシステム<3326> ▼26.0 919 23.4
ラウンドワン<4680> ▼12.8 734 15.5
コメリ<8218> ▼9.6 2346 12.4
イオンモール<8905> 8.9 2145 19.5