キユソ流通の15年11月期は営業利益13%増見込む、自社株取得枠の設定も発表

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/01/08 15:43
 キユーソー流通システム<9369.T>がこの日の取引終了後に連結本決算を発表しており、15年11月期は売上高1520億円(前期比0.8%増)、営業利益30億4000万円(同13.8%増)、純利益15億9000万円(同22.5%増)を見込む。引き続き共同物流事業の新規・既存取引の拡大が期待できるほか、専用物流事業の既存取引の拡大などを見込む。なお、年間配当は中間・期末各12円の24円(前期20円)と増配を計画している。
 14年11月期決算は売上高1507億8900万円(前の期比4.7%増)、営業利益26億7200万円(同11.9%増)、純利益12億9700万円(同4.1%増)だった。食品メーカーなどを得意先とする共同物流事業の既存取引とコンビニエンスストアやチェーンストアなどの流通業を得意先とする専用物流事業の既存取引が拡大した。燃料調達単価や電気料金の上昇、人手や車両不足に伴う物流コストの増加などを吸収し2ケタ営業増益を確保した。また、従来9円を予定していた期末配当を11円に引き上げ、年間配当を20円とした。
 同時に自社株取得枠の設定も発表。25万株(発行済み株式数の1.97%)、3億6000万円を上限としており、取得期間は1月9日から5月31日まで。自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)を含む市場買い付けを予定している。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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